こちらは静岡県富士市のお客様です。
一般に、シロアリ予防(白蟻消毒)は、新築後5年後から、五年ごとに薬剤消毒を続けます。
「そろそろ保証期間が切れますよ」
とお知らせがあると、やはりシロアリは怖いですから
「やっておくか...臭いけど...」
となります。
しかし、残念ながら再消毒が出来るのは床下だけ。
壁の中は
リフォームで解体をしない限りは、6年目からはシロアリに無防備な状態
になります。
その意味では、新築時には是非とも、効果が半永久的に続くホウ酸防腐防蟻剤エコボロンPROをお勧めします。
と宣伝になってしまったので話を戻しましょう。
今回はそんな再消毒のご依頼を受けたお宅です。
やっぱり薬剤の『白蟻消毒のあの匂いが嫌なので...』とエコボロンPROのご指名でした。
床下点検口から入ります。
この点検口は大事です。
よく、
【床下でコンクリートの立ち上がりに阻まれて先に進めない】
と言う理由で
【床下の基礎コンクリートを機械で壊して先に進む】
と言うのがありますが、これは駄目っ!
せっかくシロアリから家を守る工事をしたのに地震に弱くなっては本末転倒です。
今回はベタ基礎で、点検口も基礎の人通口(点検で人が通るために設けた基礎の切り欠き)もキチンとしていたので工事も迅速に終了しました。
エコボロンPROは、新築の場合、再施工無しで、10年間1,000万円の損害補償が付きますが、既存住宅のリフォーム(再消毒)での施工の場合は、今回のお宅のようなベタ基礎+ユニットバスの場合にのみ、製品保証(もしシロアリが出たら再施工分の薬を無償提供)しかありません。
この理由は、上述したとおり、【壁の中が無防備】だからです。
保険会社もリスクを負えないのです。
ただ、ホウ酸防蟻剤のエコボロンの効果は、京都大学(生存圏研究所)との共同研究でお墨付き、木材保存協会の認定薬剤にもなっていますので、ご安心いただけると思います。
今回も、お客様には、
「本当に匂いが何にもしないんだねぇ~っ!」
と喜んでいただけました。