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模型でシロアリ進入経路をご説明 in ツインメッセ

2011.08.08

昨日・一昨日は、静岡市のツインメッセで「住まいの耐震・エコフェア」が開催され、そちらに出展者として参加させていただきました。
ご来場いただきました皆様、誠に有り難うございました。

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こんなブースでお話しさせていただきましたが、より分かりやすくお話しするため、1/10スケールの模型を作製し、それを用いてシロアリの進入経路をご説明させていただきました。

この模型、

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各部材を建築的に精密に1/10で再現しています。
作るのに苦労しました...。

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外部はサイディング、

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内部は断面模型となっており、床・壁・天井が半透明になっているので、普通は見えない床下・壁内部・天井裏の様子が分かります。


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あっ! 基礎の立ち上がりにシロアリの蟻道発見!

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内部から見ると、壁の中にシロアリが蟻道を作りながら登っていっている様子が分かります。
筋交いの足下を食べられてしまったら、耐震性もなくなってしまいますね!!!

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こちらは二階の床と一階天井の間、"ふところ"と呼ばれる部分です。
こんな所までシロアリの蟻動がっ!

でもこれは誇張でも何でもなく、シロアリが柱や通気胴縁を伝わって上に登り、梁を食べる事もしばしば有ることなのです。

この様な壁や懐の中は、建てた後では、大がかりなリフォームでもしない限りは二度と「見ること」も「何らかの対処・対策を立てること」も出来ない部分、新築時のしっかりとした対策が大事なことがお分かりいただけると思います。


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こちらはシロアリがベタ基礎の打ち継ぎ部分を貫通して進入しているところ。

そんな馬鹿な?
いえいえ、やはりこれもあり得ない話ではございません。

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この写真は、住宅業界誌の日経ホームビルダーの今月号(8月号)に掲載された、ベタ基礎をシロアリが実際に貫通して被害が出ているので、と注意を喚起している記事中の写真です。

最悪に備えて最善を尽くす、
そういった姿勢が家作りには大事ですね。

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