トップページ

お役立ち情報 > エコボロンの特徴

お役立ち情報

工事中の現場で、お風呂場だった位置を見てみましょう。 

s-110329 (1).jpg 

写真の壁は、外壁を裏側から見ています。
内壁を解体したので、外壁の内側が見える、とご理解下さい。

隙間を空けて横に連続して打ち付けられているのは「アラシ」と呼ぶモルタル下地材です。
マクスの現在のモルタル工法と比べますと...

s-110329 (8).jpg
(クリックで拡大します)

かなり違いますが、これは年代の違いもありますので、それはおいときましょう。
上のイラスト右の絵(この現場)で、内壁を取ったので「杉のアラシ」とその向こうの「黒い防水紙」は見えているわけです。

 さて、冒頭の写真に戻りますと、

s-110329 (7).jpg 

このアラシのうち、土台上の一本が、浴室側(手前)で無いのが分かります。
そう、これは、白蟻さんが食べてしまったのです。

まだあります。

s-110329 (3).jpg 

真ん中あたりのアラシに付いているのは、解体時に少し落ちていましたが、シロアリの蟻道(ぎどう)です。

白蟻は、暗く、湿気がないと駄目な根暗な性格で、体に風が当たるのも嫌いますので、自分たちで巣から餌場まで、トンネルを作って移動するのです。

 まだまだあります。

s-110329 (2).jpg 

こちらは通し柱の脚部、つまり付け根。
筋交いも見えますが、蟻道も見えます。

s-110329 (4).jpg 

解体してみると、 

s-110329 (5).jpg 

げっ! 

s-110329 (6).jpg 

筋交いの脚部がスカスカ...。

これではもはや耐力要素ではありません(そもそも金物で留めてないからダメなんですけどね)。

今までの白蟻の消毒薬は、農薬を有機溶媒に溶かし、それを新築時に塗布、その後薬剤は分解されて5年で効果がなくなりますので、5年毎、床下に消毒をして行きます。

さて、そこで問題です。
【今回ご紹介した写真の中で、新築後5年毎、消毒できる箇所は何箇所でしょう...?】

...

...

...

 

答えは、 【どこも出来ない】 です。

そう、床下から潜って消毒しようとしても、壁の中なので、被害は確認できないし、解体しないかぎり、再消毒をすることも出来ないのです。
つまり、どのお宅も、新築後五年が経つと、その後ずっと、壁の中は白蟻に対して無防備となります。

...怖い、と思いませんか?

近年、静岡には元々居なかった西日本の大型白蟻「イエシロアリ」も、静岡でも被害が見られるようになりました。

そこで、エコボロンPROの登場!

エコボロンの有効成分のホウ酸塩は、無機物ですので科学的に安定しており、通常の環境下では分解されません。
同じく無機物の塩が、そのままでも、水に溶けても、料理になっても、性質が変わらず"しょっぱい"のと同様、また、何年経っても塩は塩、と言うのと同様に、ホウ酸塩もいつまで経ってもホウ酸塩のままで、防腐・防蟻効果を保ったまま、無臭で蒸発・拡散などもせずに、永久に施工箇所にとどまり続けます。

つまり、一回の施工で効果は半永久的に持続します。

新築時にしっかり施工をすれば、今回ご紹介したような部位は、何十年でも "ず~っと"

大切な家を
【シロアリやキクイムシなどの食害虫】
【カビ】
【腐りの元:腐朽菌】
から守ってくれるのです!

しかも、人やペットには無害無臭
素晴らしすぎるっ...(涙)
...言い過ぎでしょうか?(笑)

ただし、ホウ酸塩は水溶性ですので、雨漏りや浸水などでは流れ出てしまいます。
これは、しっかり工事が大前提なのは言うまでもありません。

s-110328 (1).jpg 

こちらは、沼津市の木造住宅リノベーションの現場です。

内部は全て解体、耐震改修工事及び、暖熱改修工事を行っています。
写真奥に見える元浴室にクローズアップ。

s-110328 (2).jpg 

浴室は間取りの関係で家の隅になる事がとても多く、このお宅も建物南西角にあります。
浴室が家の角ということは、浴室の周りの柱の一本が通し柱になっていることが多く、まさにその例です。

現在のユニットバス(システムバス)と、今までのタイル張りの浴室(在来工法浴室)の、構造上、一番大きな違いは、

 「床下が空間」 か 「床のタイルの下が土で埋め戻されているか」

につきます。

s-110328 (3).jpg 

在来工法の浴室は、土台が土の中に埋まってしまっている事が多く、その土台と埋め戻しの土との間は、薄い防水紙一枚(場合によっては剥き出し)のため、この様に湿気で腐り、湿気が白蟻を呼び、しばしば解体すると深刻なダメージを受けていることがあります。

白蟻だけでなく、木造住宅の天敵:腐り=腐朽菌、を防ぐのが、エコボロンPROなのです。

ホウ素系防蟻剤「エコボロンPRO」は、【ホウ素系防腐防蟻剤】と「防腐性能」を明示しています。

これは、薬剤としての防腐剤が入っているのではありません。
有効成分のホウ酸が、白蟻などの昆虫に対しては、体内にホウ酸が入ると、代謝に必要な物質(補酵素)と結合する事で代謝がストップし、結果細胞そのものが餓死します。

じつは、カビ菌や、木を腐らせる木材腐朽菌を含む雑菌類は、ホウ酸と触れるだけで成分が体内に侵入し、上記作用が起こるため、木材腐朽菌も昆虫同様、エネルギー代謝を阻害され死んでしまうので、木材の防腐効果があります。

もちろん、防腐性能も、防蟻性能同様、京都大学生存圏研究所でその性能が調べられています。

大きな地震の際には、今回画像でご紹介したように、白蟻や腐りで弱っている部分を容赦なく襲います。

s-110328 (4).jpg 
(写真:日経ホームビルダー「能登半島地震リポート」より)

家造りは目に見えないところほど大事、の典型です。

 

s-g-1800narahiratakikuimushi[1].jpg

この昆虫は、ヒラタキクイムシという、わずか数ミリの昆虫です(Mr.Soda's Gallery様HPより)。

多くの種類がいますが、ナラの木などを食べるこの虫は、別名建築業界では「ラワン虫」と呼ばれ恐れられています。

建築にしばしば利用されるラワン合板の中に潜んでいることがあるからです。

ゴキブリ団子に使われるように、ホウ酸は、腎臓を持たないありとあらゆる昆虫の体内に入ると、代謝に必要な物質(補酵素)と結合する事で代謝がストップし、結果細胞そのものが餓死し、死に至るわけです。

しろありだけでなく、このラワン虫のような、あらゆる食害虫に効果があります。

ただ、その根拠は?
と言う事になります。
世の中には、「ダイエットに」、「成人病に」、「悪霊退散に」、"効果アリ"というなんちゃって商品・商法が溢れておりますので、シロアリに効くことが科学的に立証されていなければなりません。

まず、安全性についてですが、(社)東京都食品衛生協会食品技術研究所、及び(株)住化分析センターにて検査され、マウスの皮膚及び目、メダカやミジンコの水棲生物の毒性試験に、いずれも異常無しの安全性です。

次に問題の有効性についてですが、京都大学生存圏研究所及び建築資材評価センターにて有効のデータを得ており、これは、現在一般に使われている農薬系のシロアリ予防薬と同じ試験機関・試験方法で「有効」と評価されていることを示します。


ただ、まるで魔法の様な夢の消毒剤だ!
と、良い所ばかり書き続けるとインチキ臭いので、農薬系のシロアリ薬に対して弱点と言える部分を書くとすれば、ゴキブリ団子同様、この消毒剤を、シロアリが食べたり嘗めたりしないと、シロアリを殺すことが出来ません。

農薬系消毒薬は、水に溶けないので、その成分を有機溶剤に溶かしてあります。
有機溶媒は蒸発して有効成分の薬剤と共に床下空間を漂いますので、シロアリはもちろん、蜘蛛やムカデやゴキブリなどの不快害虫も、みんなまとめて死んでくれます。

ホウ素系防蟻剤エコボロンPROは、こういった【不快害虫までいちころ】は期待できません。
また、現在食害にあっている、つまりシロアリがそこにいる、と言う場合も、そのシロアリを殲滅する、と言った対処には、農薬系消毒薬の方が向いていると言えます。

しかし、農薬系消毒薬の「有効成分の薬剤と共に床下空間を漂います」はくせ者で、
薬剤自体も人間に対して毒ですが、その毒薬を溶かしている有機溶媒も、人間に対しては毒性が高く、室内に漂ってくるので臭いですし、シックハウスの原因にもなるのは、もはや有名なお話しです。


家族を守るはずの家が、家族を苦しめることになってしまっては本末転倒。
住む人には安全なシロアリ消毒として、このホウ素系シロアリ予防を私は強くお勧めします。

s-110124.jpg

これは、「コールマン石」と呼ばれる、主にアメリカで採掘されるホウ酸塩鉱物。

ホウ酸と言えば、今、福島原発でウランの核分裂抑制の目的で散布されていますが、私たちになじみのホウ酸と言えば、目薬や洗浄・消毒がすぐに思い当たります。

そして、あぁあれね、と言うのが「ゴキブリ団子」ですね。

ゴキブリ団子はタマネギにホウ酸を混ぜた物。
ゴキブリはホウ酸が入ったタマネギを食べると、死んでしまうのです。

「そうか、あのしつこいゴキブリが死ぬくらいだから、ホウ酸て猛毒なんだな」
と思ったら早とちりです。

実はホウ酸の主元素:ホウ素は、46種有る必須栄養素の一つで、人にも植物にも不可欠であり、骨粗鬆症のサプリメントなどにも含まれており、人や犬などのほ乳類では、腎臓で分解されて過剰摂取分は全て尿として体外に排出されるため、安全なのです。

もちろん、どんな物でも過剰摂取は害があります。

ホウ酸の致死量は成人で15~20g、子供で2~6gと言われています。
コーヒーに含まれるカフェインの致死量は3~10g、
塩が30~300g、
醤油が150~1500ml、
と、食品であっても過剰摂取は害があります。

これらと比べ「絶対に安全」と言えるかどうかの判断は、お読みになった方の判断にゆだねるとして、ホウ酸の粉末若しくは凄く高濃度の水溶液を一度に摂取しない限り、と言うよりも、そのような状態になっていない限り、ホウ酸は安全と言って差し支えないと私は思います。
(そうでなければ小学生の実験に使ったりはしないでしょうけどね)


さてこのホウ酸、上記の通り腎臓を持たないありとあらゆる昆虫は、体内にホウ酸が入ると、代謝に必要な物質(補酵素)と結合する事で代謝がストップし、結果細胞そのものが餓死します。
こうして死に至るわけです。
これがゴキブリ団子の原理です。

あらゆる昆虫に効くと言うことは、そう、住宅の天敵シロアリ(自然界では貴重な分解者ですが)にも効果抜群なのであります。
1

エコボロンPROの事なら、いつでもお気軽にご相談ください/0545-36-2886/営業時間9:00~17:00(土日祝・休)